皆さん、「血統!」と聞いて何を思い浮かべますか?
私は、良くも悪くも父親の背中を見て育ったせいか、「競走馬」と連想してしまいます。
「競馬」は農林水産省管轄でJRAが運営していますね。国の経済成長にも寄与してきました。
今から20数年前、ひとつの楽しみとして「競馬」を始めました。その頃、「血統」なんかさっぱり理解できず、ただ単に強そうな馬の馬券を購入して楽しんでいました。
サンデーサイレンスという大種牡馬が出現して、日本競馬界は大きく変わりました。フジキセキから始まり、エアシャカール、ダンスインザムード、スペシャルウィーク、ディープインパクト・・・。ダービー馬も多数!数えきれない名馬を排出し、今ではその子供たちの競走馬が大活躍しています。サンデーの孫ですね。
中でも、昨年・今年はスティゴールド産駒が大活躍!
今では、ディープ産駒対スティ産駒という図式が出来上がりつつあります。
この種牡馬2頭は、対照的な競争生活を送ってきた馬だ!と思うのは私だけではないと思います。
スティゴールドは、中々G1を勝てずシルバーコレクターと言われていました。海外で一回勝ったものの日本では2着が最高だった。
何でも、隣に馬をかみつきに行く気性が災いしたと聞いたことがあり、かなりやんちゃな馬だったようです。
その気性の悪さを良い方向に転換させる・・・。そう、繁殖牝馬との相性でクリアする・・・。これが功を奏したのか、三冠馬オルフェーブル、さつき賞馬ゴールドシップが誕生しました。
ここで注目は、この繁殖牝馬のお父さんが、あのメジロマックイーンという共通項目でしょう。
何でもそうなんでしょうが、弱点を克服する為の仕組みを研究することが大事なんだな、と漠然と思った次第です。何かのヒントになると思います。
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