昨日、「新富裕層と国家」をテーマにしたドキュメント番組があった。
皆さん、ご覧になられただろうか。丁度、世界陸上もファイナルであったので…。
新富裕層とは、短期的に自己資産が1億円を超えた方々のことを定義していた。
主に、金融・不動産ビジネス、ITビジネス、つまり、国家の政策によって誕生したとされている。
番組では、一代で財を築いている方々が紹介されており、各々、興味深い考え方を持っておられた。
アジア圏は、シンガポールに拠点を舞台にするベンチャー起業家が多いのが最近のトレンドである。
米では、プエルトリコを取り上げていた。いづれも、税率における諸問題が背景にあった。
ここまでは、ある程度知っていた内容だった。
だが、最近、変化が起こりつつあるようだ。
シンガポールでは、地元で生活する一般の方々が、物価や不動産の上昇に問題を唱えてきていることだ。
益々、新富裕層と一般人の格差社会が表面化してくるだろう。国家は、どうこの不平不満を吸収できるのか。
最近トレンドであったビジネス環境も転換期が近づいているようだ。